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【かがやきの思い入れ】<第262話>10年目を迎えたかがやきの事業 

※かがやきパソコンスクールが発行しているメールマガジンのバックナンバーです。
字幕がつなぐ心の架け橋\|かがやきチャンネル

(かがやき ニュース(No.450) 2011/08/26より)


かがやきパソコンスクールの代表をしております益田です。
いつもメールマガジンのご愛読をありがとうございます。
  
今回のかがやきの思い入れは「10年目を迎えたかがやきの事業」と題して、かがやきパソコンスクールがこの足掛け10年の間の取り組みと今後について簡単にご紹介したいと思います。

かがやきパソコンスクールは、2002年8月に「聞こえなくても安心して学べる場所」を作ろうというスローガンで立ち上がりました。

以来、スクールで学んだ方々がスキルアップをしたり資格を取得したりしながら、企業などの社会での活躍の場に巣立っていきました。

かがやきパソコンスクールでは、スキルアップしたその先の活躍の場所として、「手話映像」に字幕をつけてネットで配信するという取り組みをしてきました。試験的に行ったインターネットで配信している「かがやき手話ニュース」は、現在「かがやきチャンネル」として少しずつ成長しています。

このポイントとしては、これまで字幕などのいわゆる情報保障は、聞こえる側から聞こえない側への配慮でありサービスでしたが、手話の映像に字幕をつけることにより「手話の出来る人から手話のわからない人への情報保障」となったわけです。

情報保障が「お互い様」のものであることを、この取り組みから証明できたものと思っております。

さらに現在では、「学び」から「自己実現に向けた活動」へ発展させるするために、「聞こえなくても安心して働ける職場づくり」にも取り組んでおります。

具体的には、福祉作業所のようなものです。このために、新たにNPOを立ち上げました。

また、次世代の手話コミュニケーションの試みとして、手話アニメーションを活用した「手話プロセッサ」の研究開発にもここ4年ばかり継続して取り組んでいます。

あと2・3年もすればパソコンに文章を打ち込むだけで、まるで漢字変換をしていくような手軽さで手話アニメーションを自在に動かせるようになるかと思います。

この手話プロセッサの開発は特殊な技術や高価なソフトウエアを使わずに、素人が集まりフリーウエアを活用しながらボランティアの草の根活動で実現しようというものです。

「今」という時は、過去も未来も同時に動いているとも言われています。

過去も未来も、今という瞬間・瞬間に作り続けていきたいと思っています。


<かがやきチャンネル>
 http://kagayaki.heteml.jp/channel/

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[2013/04/17 16:44] 聴覚障害 | トラックバック(-) | コメント(-)