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【かがやきの思い入れ】<第259話>「かがやく人への入り口づくり」 

※かがやきパソコンスクールが発行しているメールマガジンのバックナンバーです。
字幕がつなぐ心の架け橋\|かがやきチャンネル

(かがやき ニュース(No.447) 2011/08/05より)

かがやきパソコンスクールの代表をしております益田です。
いつもメールマガジンのご愛読をありがとうございます。
  
今回のかがやきの思い入れは「かがやく人への入り口づくり」と題して、かがやきパソコンスクールが取りくむ本当の意味についてご紹介したいと思います。

かがやきパソコンスクールも、後で出来たかがやき株式会社も、大きなテーマはひとつ。
「自立から自律へ、そしてかがやく人へ」です。

2002年8月に立ち上げたかがやきパソコンスクールは、その後「障害者自立支援法」が出来ることを予想していました。
まだ法律として形になる前ではありましたが、当時の少子高齢化問題や労働力の不足、将来の年金が危惧されるなどの時代背景を考えると必然的に「いずれは手厚い福祉にも手が入るだろう」と思ったわけです。

まだ出来てはいない国の制度ではありましたが、いきなり自立せよといわれても、何の準備もできていない障害者には酷というものだと感じていました。

それならば、一足先にせめて「自立」を目指して安心して学習しながら、自己を鍛えていく場所を作ろうということで現在のスクールを立ち上げました。

それから10年目の今、「かがやく人づくり」に向けた第2段階目として「自律」を目指して事業の多様化をしています。自律とは自分の規範を作り、文字通り自分自身を律していくことです。

例えば、かがやきパソコンスクールで場所を提供し、着付けの師範の免許を取得されたろう者女性に着付け教室を開く機会を提供したり、いままでスクールで学習された方々によるインターネットでの手話映像の配信や趣味の講座の開
催などがそれにあたります。

場所と時間、多少のネームバリューと人脈や広報宣伝といった後方支援をスクールが担当し、力を持ったろう者の皆さんには夢を実現しかがやく人への入り口に立ってもらおうというものです。

自律を目指した人たちはそこから継続し、工夫と努力を積み重ねた結果のノウハウが自分の貴重な財産になり、やがてかがやく光で周囲を照らし他の人たちを良い方向に導いていってくれるものと思っています。

故安岡正篤(やすおかまさひろ)さんの残された言葉に、「一燈照隅・萬燈遍照」(いっとうしょうぐう・ばんとうへんしょう)があります。

これは、一隅を照らす小さな光でも、それが増えれば世界中を照らすことが出来るといった意味だそうです。

かがやきは小さくても、光をともす事業の灯はともし続けたいと思っております。
 

<かがやきチャンネル>
 http://kagayaki.heteml.jp/channel/

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[2013/04/10 17:34] 聴覚障害 | トラックバック(-) | コメント(-)