※かがやきパソコンスクールが発行しているメールマガジンのバックナンバーです。

(かがやき ニュース(No.205) 2006/10/13より)
今回は、「配慮はお互いのもの」と題して、健常者とハンデキャッパーとの係わりについて私なりの考え方を紹介したいと思います。
私も身体障害者のひとりですが、身体障害者や病気の方あるいは妊娠中の方やさまざまな悩みを抱えている方々などを、私はハンデキャッパーと呼んでいます。このハンデャッパーたちの多くは、他の人の助けが必要な方です。また、現状として日常的に生活や行動に不自由さを感じている方がほとんどのようです。従いまして多くの方は、自分のことで精一杯なのが普通のようです。
例えば、全部が全部そうではありませんが、目の見えない人は、目の見えない人のことしか考えなかったり、聞えない人は聞えない人のことしか考えないといった傾向が見られます。また、他人の助けが必要なだけに、助けてもらうのが当たり前という考え方の人も少なくはありません。つい「配慮」というものを、他人に求めてしまいがちになるように経験的に感じております。
ところがこの「配慮」というものは、以前にも紹介させていただいたように私自身は「他人に求めるものではなくて、自分から行うもの」と考えておりますことから、声高に他人に対する配慮を要求するような団体行動などには、あまりなじめないところがあります。
むしろ自分自身が障害者であるがゆえに、周りの人たちに迷惑がかからないように配慮したり、回りの人が快適に仕事が出来るように配慮することを心がけています。また、私は聞えませんので、どうしても他人の手を借りて文字で伝えてもらわなければならない場面もあります。こうした時には、私自身は話すことが出来ますが、相手にばかり書かせずに自分から書いて筆談をするようにしています。
私が聞えないのは私自身の問題ですが、相手は音声で話せばいいところわざわざ私に合わせて書いてくれるのですから、その相手に対しての配慮もあってしかるべきだと思うわけです。相手が書きやすいように工夫しながら、わざわざ書いて情報を知らせてくれる方に感謝の気持ちを表すなどの配慮をしています。
これもまた、お互い様の精神につながろうかと思い、日々心がけているところです。
ハンデキャッパーと呼ばれる障害者の方も、健常者に対する配慮を忘れてはいけないと思うのは私だけでしょうか。
さて次回は、障害者の最後の選択として起業という道もあるということについて、私なりの考え方をご紹介したいと思います
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