
このところ、地方への出張が続いています。
また来週は大阪で、そのすぐ後にはまたまた名古屋。
ホテルの泊まり歩きが続いています。
ホテルに泊まって心配なのは、火災などが起きたときの対処。
非常ベルや放送が聞えなければ、逃げ遅れてそのまま火炎につつまれてしまわないとも限りません。
これ、聞えないと、実際にそうしたことが起きたときに危ないんですよ。
従いまして私の場合には、予め「聞えないので、事故や火災発生などで避難しなければならない時には、ノックなしでドアをあけて入って直接教えてください。」といった旨をお伝えしています。
もちろん私が聞えないのは、ホテルの方のせいじゃありませんから、ホテルの方には出来る範囲でのお願いという形で頼んでいます。
事前に予約をする際に、それはムリですと断ってくるホテルもありますが、ダメならダメで、最初からわかったほうがやりやすいこともあります。
なんとかしますといって、実際に何もしなかったというよりは、はるかに責任のある回答だと思っていますから。
そうした特別なサービスにお金かかかるのでしたら、それもやむを得ないと思っています。
ですから私は、気持ちよく対応してくれたところにはチップを差し上げることもあります。
お互いさまですからね。
「こっちは聞えないのだから、面倒を見ろ」では、相手にとっても、正直に言って迷惑な話だと思います。
面倒をかけるなら、その分なんとかして補填してあげたいものです。
というわけで、聞えない人だけじゃなくて、ホテルの側でも「直接知らせて欲しいという全ての人」に対して、オプションサービスを設けてみてはどうかな、などと思ったところです。
何事もなければ、ホテルの収益になるだろうし、利用者は万が一の時の保険のようで安心できそう。
私は普段から、「障害者へのサービスは、みんなタダか割引」なんて言って、民間にも押し付けるような考え方は、いかがなものかと思っているところがあります。
お互いが気持ちよくおつきあいができるように、必要なものの対価は支払われてしかるべきだと思っているからです。
(だから税金で賄え、というのも短絡的に思えますけどね。)
私が聞えないのは、勿論ホテルのせいじゃありませんし、希望するサービスが他の人と違うプラスアルファのものであれば、オプションサービスとしての対価を私に請求すればいいだけのことだと思います。
例えば「身障者用のサービス」とはいわず、直接お伝えサービスは、1泊500円増し、手すりつきのバスのある部屋は、一泊300円増しとかね。(^○^)
その上で、お金が無ければ我慢するか、どうしても必要ならやりくりをして工面すれば良いことだと思います。必要なものなら、欲しいものも我慢して貯金して買うようなものですね。
また、こうしたオプションサービスにした場合は、希望すれば健常者だって使えるわけです。
健常者だって安全を考えれば、手すりつきのバスのほうが良いという人もいるかも知れません。
意外と妊婦さんにも、身障者用のトイレが使いやすいそうです。
私のように飲んで帰って来て、ホテルでは寝るだけという人には、手すりつきのバスは、ありがたいものです。
たまに酔っ払って、すべって転びそうになりますからね。(^。^;)
出張中に、ふと、そんなことを考えていました。
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ベルに連動したパトランプがチカチカするとかでもいいかな?
若しくはベッドが振動(←あっち方面ではなくて)するとか、
JRの仮眠室みたいに、上半身部分が起きあがる様なヤツとか。
まぁ、起きない人は絶対起きないから、気休め程度ですけどね(笑)
[2007/06/30 01:58]
おとと
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こんにちは!石井です。
なるほどー。
ただ、「サービス」というものに課金するというのがなかなか日本人には理解されづらいですよね。
提供側は奉仕するのが当たり前だ、みたいな精神論になってしまうというのもあります。
最近はずいぶん変わってきたような気がしますが…。
いずれにせよ益田さんのように声を上げていくというのが大事なのかもしれません。
特別サービスへの対価については、福祉の場合、難しい問題ですね。正直なところ、「福祉でお金儲けしようとしているのか?」と言われるのを恐れてしまうところがあります。その辺の理解がうまく進めばもっと様々なサービスが出来るような気がします。
今、映画館でのバリアーフリー上映システムを考えていますが、特許を調べてみると驚くほど沢山の技術が出願されています。しかし、まったく製作されていないというのはビジネスとして成立しにくい、そういった理解の問題ではないかと思います。
最近あるユーザーから「この映画を字幕付で観たい。私は死ぬまで一生この映画を字幕付で観ることが出来ないのか?」といったメールを頂きました。
選択肢として0のものをサービスとして提供すること。これに対する対価を頂くことで成立するなら、提供すべきことですね。
妊婦さんにも、使いやすいというのは分かりますよ。
私も妊娠経験があるのですから。
初期・中期はともかく、後期となると、お腹が大きくなり、
自分の足下すらも見えなくなるんですよ。
お腹がつかえて、お風呂中の洗髪では、大きなお腹がじゃまして、前に曲げて洗えないし、トイレが和式だと、さらに困る。
普通の洋式だと、なんとか使えてますが、身障者向きだと、さらに使いやすい。
[2007/07/14 10:46]
MU@沖縄
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