要約筆記の個人派遣を利用(前編) 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

障害者自立支援法が本格的に運用され始め、各市区町村での福祉サービスが始まっています。

その支援法に関する問題なども議論されていますが、ここではそれは置いておいて、素直にサービスを利用してみることにしてみました。

実際に体験してみないとわからないものもありますし、利用者の立場として適切なのかどうかを肌で感じてみたいと思ったからです。

実は明日、娘の学校で保護者会がありまして、たまには私も出席してみようと思い立ったことから、葛飾区で始まった「要約筆記者派遣サービス」を利用してみることにしました。

要約筆記とは、話し言葉を次々と要約して文字に表していく聴覚障害者向けの「情報保障」手段の1つです。

葛飾区自体は、障害者自立支援法によりサービスの実施主体となりましたが、それまでは東京都がそのサービスの責任を負っていたこともあり要約筆記者そのものは配置していません。

東京都で実施していた時と同様に、「手話通訳等派遣センター」(以下「センター」)という機関が実際のサービス業務を請け負う形で実現されています。

要約筆記者の派遣を依頼する場合には、このセンターに依頼することになります。

私の場合は、仕事の中では手話通訳も要約筆記もスタッフに抱えていますので、今までは公的なサービスを受けることはありませんでした。

しかしながら、いくらなんでも娘の保護者会にまでスタッフを連れて行くわけにはいかないので、今回初めて自治体のサービスに申し込んでみることにしました。

依頼の仕方は、電話やFAX電子メール、あるいは直接センターに出向いていく方法があります。

私の場合には、そばに電話が出来る人がいますので、昨日私に代わって電話で申し込んでもらいました。

要約筆記者派遣の流れ


「明後日に小学校の保護者会があるのですが、要約筆記者を派遣していただけないでしょうか?」

と、まあこんな感じです。
そこで、派遣希望場所と時間、こちらの氏名と住所をセンターに告げます。

昨日は、午後4時頃に要約筆記者派遣の依頼をしたのですが、今朝には手配した結果がFAXで送られてきていました。

これは、なかなか良いレスポンスだな、と思いました。

送られてきたFAXの内容としては、以下の内容でした。

・要約筆記者は2名を派遣
・指定時間の10分前に希望場所に派遣
・用紙とペンは利用者が用意(ペンは0.7mmの水生ペンを推奨)
・書き終わった用紙は「記録」ではないので、破棄すること
・当日配布予定の資料などがあれば、極力要約筆記者にも渡すこと

むむむ・・・確かに話し言葉を延々2時間くらい要約して書き続けるのは大変な重労働ですが、2名も来てもらっては申し訳ない気もします。

2人は仕事で来るわけですから、それだけの技能を持った人に時給かどうかはわかりまんが、いずれにせよその費用は市民が納めた税金で賄われるわけです。

子供の学校の保護者会が、税金を使って2人もの手をかけてまで聞かなければならないことかどうかはわかりませんが、私自身は率直に、「やたらめっら頼むもんじゃないな」と感じたところです。

そうなると今後の利用の仕方としては、病気や事故、災害などに遭遇するなど、生命や身体の危険がある時なのでしょうかねぇ、救急車のような利用の仕方が適切なのかなぁ、などと考えてしまいます。

巷で聞くように風邪で熱が出たくらいで、安易に救急車を呼ぶような類のことをしてはいけませんから。

明日は、要約筆記者の派遣制度を実際に利用した場面について、レポートしてみたいと思います。

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[2007/04/10 15:15] 聴覚障害 | TB(0) | CM(6)

個人派遣ですかっ。

こんにちは!ご無沙汰しています。
保護者会で初要約筆記派遣を依頼されたんですね。
個人派遣だったら、ノートテイクだったのでしょうか??
ウチのサークルでも、個人派遣の場合は、2名で行きます。
それは、1人がずっと書きつづけ、けいわん(漢字が微妙なので平仮名にしときます)になるのを防ぐ為っていうのも1つの理由として挙げられています。
いろいろと思う点はあると思いますが、続編も楽しみにしていますね。

[2007/04/10 16:12] きよきよ@会社 [ 編集 ]

おひさしぶりです

うーん、穴掘って言いたいことがいっぱい・・・・(^^;

障害者ではない私としては、派遣してもらえる人が羨ましかったりします。
自分にとって必要な話が聞き取れないのに、個人で派遣依頼をすることもできないし、最近は「ボランティアはできない」と言われるし。
一体私にどうしろと?
とこういうことは、自分のブログで書かなきゃいけませんね。
失礼しました。
[2007/04/10 22:15] おそら [ 編集 ]

きよきよ@会社さま、いらっしゃいませ。

いつもお世話になっております。

お元気そうで、なによりです。

>個人派遣だったら、ノートテイクだったのでしょうか??

結果としてそうなりますね。(^○^)

>けいわん(漢字が微妙なので平仮名にしときます)になるのを防ぐ為っていうのも1つの理由

そこまで考えなくても、長時間話し言葉を一人で書いていくなんてことは、とんでもない重労働だと思いますよ。(^。^;)

ありがたいことです。

おそらさま、いらっしゃいませ。

いつもお世話になっております。

>派遣してもらえる人が羨ましかったりします。

率直で、ごもっともな意見だと思っています。

ですから、「特定の人だけが気軽に使えて得しちゃうサービス」ではいけないと思っています。

利用者の側も、よくよく考えて節度ある利用をしていくことが大切なのではないかと思い始めています。

「あれば便利」というような福祉サービスは、本来の意味とは違うのではないかな、と思います。

2名

こんにちは!石井です。

>葛飾区で始まった「要約筆記者派遣サービス」

こんなのがあるんですねー。
しかも2人も来るとはおっしゃるとおり少し過剰な気も…。

「パチンコ社長がおくるサービスの心とマネジメントの知恵」の石井さま、いらっしゃいませ。

いつもお世話になっております。

>しかも2人も来るとはおっしゃるとおり少し過剰な気も

そうなんですよね。
普通に経済で考えると、かなりもったいない気もしますが、こうでもしなければ参加ができないのが障害者の障害者たる所以なのかも知れません。

今は、確かに人力に頼らざるを得ないところなのですが、いずれはテクノロジーが解決してくれることと願っております。

誰か、いいモノ開発してくれないものかなぁ。

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