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敢えて非効率を選択、そして顧客が戦力になるとき 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

かがやきパソコンスクールは、創業以来一人ひとりのお客さまとの対話を大切にし、一人ひとり個々の生活や境遇・置かれた環境などを理解することを基本に、個々人の目標達成に向けたお手伝いを通じて社会参加や自立・自己実現に向けた支援をビジネスという手法を用いて解決していく活動ををしています。

一方、一般のパソコンスクールでは、受講生個々の生い立ちや日常も含めた置かれた環境、その人の感情などを考慮することは基本的にはありません。

なぜならば、純粋にパソコンを教えることを通じて金銭的な利益を上げる場所であって、それ以上でもそれ以下でもないからです。

事業に直接関係のない事まで構っていては、いくら人手があっても足らないことでしょう。

また、それがパソコンスクールの一般的と申しますか、もっと言えば単純に「金儲け」としては正しいあり方なのかも知れません。

かがやきパソコンスクールは、ただ単にパソコンを教える場所というだけで無いことが、一般のスクールと大きく異なるところだと思っております。

かがやきパソコンスクールのスタッフは、お客さま個々と常に対話をしていますので、お客さまの生活環境や考え方、行動特性などを把握しながら、「最善の解」を考え、お客さまの解として気づいてもらえるようアドバイスをし、わかった時の喜びや出来なかった時の悔しさをも共有していく努力を続けることが日常の行動になっています。

こうなると個々のお客さまの「過去・現在・未来」を共有することとなりますので、自然とお客さまとは長い時間軸でのお付き合いとなってきます。

かがやきパソコンスクールは、今年の8月で創業5周年となりますが、これまで入会した方々のほとんどが継続していますので、1年以内の退会率は5%にも満たないといった嬉しい結果となっています。

一人ひとりのお客さまと向き合い、対話を通じて理解し合うといった地道な活動が、お客さまが「仲間」に変貌していくことになるのだということを、ひしひしと実感しております。

「質の時代だ」・「量より質の追求」だとか「量より質への転換」などとといった言葉をよく聞きますが、私どもは最初から「量」はありませんでしたので、必然的に「質」を追求することになったのかも知れません。

量より質といいながら、「質」を大量に生産し、またぞろ「量」にしてしまう。
そして量になってしまった時に、その製品やサービスは飽和し、またぞろ競争してまで「質」を叫ぶ。
そしてまた、その「質」を大量生産する。

巷では、こんなことが延々と繰り返えされているような気がしています。
これが悪いことは言いませんが、何かうわっついたように見えるのは私の勉強不足だからでしょうか。

これはマーケットに合わせてサービスを変化させていくと言えばそうなのでしょうが、私たちが大切にしたい「変化」は「個々のお客さまの変化」であって、いわゆるマーケットの変化では無いところが創業以来頑固に譲らないところです。

強いて言えば、お客さま個人が私どものマーケットですから。

NHKではありませんが、「その時歴史が動いた」は、個々のお客さまの中にもあるわけです。

その真実の瞬間をお客さまと共有し、喜怒哀楽をともにできることが、私たちの喜びでもあります。

今ではありがたい事に、かつて「顧客」だった人は、「仲間」となり、いつの間にか個々に「営業マン」になってくれ、さらにありがたいことに、その後お客さまたち自身が組織化し「営業部隊」にまで発展してくれています。

もちろん雇用関係はありませんので、お給料などは一切支払っていませんし、そもそも私どもには何十人といった営業部隊を雇用する力もありません。

そしてさらに嬉しいことに、お客さまの中から「これは!と思う人材」も育ってきています。
その人材から、また次の人材も育ち始めています。

私自身の収入は、実は従業員よりもずっと少ないのす。
ですから家族にはちょっと気の毒なのですが、始終ピーピーした生活をしております。
(^。^;)

しかし、これが楽しみでなくて、何が楽しみなのかなと思うのは、私自身の視野の狭さなのかも知れません。

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[2007/04/06 13:17] ひとりごと | TB(0) | CM(4)

えもっち

こんにちは!
益田さんの事業への熱い思いにはいつも感銘させられます
私も現在 事業の延長線上ですが 薬物依存の子の社会復帰(社会人として)に取り組んでいます
実際現在 直接指導で仕事の喜びとか社会のルールなど
指導しています
私にできることは専門家医でもなくそのみちの専門でも
ないので 第三者として普通に接して いいことはいい!悪いことは悪い!をビジネスを通じて教えていくことです

なかなか大変ですが 将来少しでも悩めるお子さんをお持ちの親御さんの力になれそうな気がします

実際直接指導してみて 親戚でもなく身内でもなく専門家でもなく 他人ゆえにわかる部分もあり改善点も見出せます

時間の赦す限り がんばってみようと思います

いつもありがとうございます
[2007/04/07 14:58] えもっち [ 編集 ]

こんにちは!石井です。

まさに「理念経営」といった感じですばらしいですね。

>これまで入会した方々のほとんどが継続していますので、1年以内の退会率は5%にも満たないといった

これは驚くべき数字!

>かつて「顧客」だった人は、「仲間」となり、いつの間にか個々に「営業マン」になってくれ、さらにありがたいことに、その後お客さまたち自身が組織化し「営業部隊」にまで発展

これまたすごいです。こういう形の方がまさにいまのビジネスが目指さなくてはいけない姿だと自分は思います。

>量より質といいながら、「質」を大量に生産し、またぞろ「量」にしてしまう。

「量に目がくらんで質に妥協してしまわないように」という話を聞いたことがあります。
これで足元をすくわれていく例がほんとに多いですよね。

えもっちさま、いらっしゃいませ。

いつもお世話になっております。

>薬物依存の子の社会復帰(社会人として)に取り組んでいます

えもっちさん、偉いですね。

>第三者として普通に接して いいことはいい!悪いことは悪い!をビジネスを通じて教えていくことです

素晴らしいと思います。
興味があります。
今度教えてくださいませ。

「パチンコ社長がおくるサービスの心とマネジメントの知恵」の石井さま、いらっしゃいませ。

いつもお世話になっております。

大変なお褒めのお言葉で、恐縮です。

ウチ自体がいつも危なっかしいので、見るに見かねてお客さまが手伝ってくれているという見方もありますが・・・(^。^;)

>「量に目がくらんで質に妥協してしまわないように」

これ、そうですね。

ちょっと当たってしまうと欲を出して、急激に広げて空中分解などという例もよく聞きますものね。

「欲」って、使い方を間違えると怖いですね。 

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