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同業他社に感謝 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

花見の場所取りに喜び勇んで出かけていった私ですが、あまりにも寒いので早々に引き上げてきました。(^。^;)
根性ないですねぇ。
そこで、本日2つめの話題です。


このところ団塊の世代の方々の第二の人生をあ当て込んでか、またぞろパソコン教室なるものがにわかに出来てきています。

ウチのすぐ近く(綾瀬駅周辺)にはまだ来ないようなのですが、お隣の駅にはいくつか新しいパソコン教室が出来たそうです。

ま、商圏で見れば一緒ですけどね。

ところでパソコン教室に限らず、新しい場所で地元に根ざして新しく商売を始めるには、まずはその地域の人に知ってもらわなければなりませんよね。

そこでパソコン教室の半ばセオリーになっている、チラシ攻勢が始まるわけです。(ウチはやりませんでしたが)

特に新規開業時には、それこそバンバンとチラシを撒いて積極攻勢をするところもあるそうです。

もっとも私のところは、今までにチラシを印刷して配布するという経験はありませんので、チラシがどの程度効果があるのかは実際のところ聞きかじった程度にしか知りません。

しかしながら、この度、新たな発見がありました。(^_^)v

不思議なことに、新たに私どものスクールに見えるお客さまが、他社のチラシを持ってくるようになったのです。

よくよくお話を伺ってみると、そのチラシを持って実際に配布元のパソコン教室に行ってみたが、どうも自分には合わないようなので止めにした。
しかし、せっかくチラシを見て勉強する気になったので、どこかもっと自分にあったところは無いかと探していたとの事でした。

他社のチラシが、その人に勉強をしようと思わせ、そのお客さまがウチに流れてくる。

簡単に言えば、そうなっていたわけです。

恐らくチラシを撒いたパソコン教室も、出来たばっかりなのでスタッフも不慣れなのでしょう。

お金を使ってチラシを撒いて、せっかくその気になったお客さまが見学に来ても、充分な対応が出来なかったのでしょうね。

あるいは、急激な全国展開を目指して、にわかインストラクターというか、なんちゃってインストラクターをアルバイトで雇ってまで人材というか人手を確保したからなのかも知れません。

本当のところはわかりませんが、いずれにしても結果として私どものところに流れてきていることは事実です。

この商圏内でパソコンを勉強しようと思えば、大概の場合は私どものスクールにに行き着くように仕掛けはしてあったのですが、周囲の活性化によってそれに拍車がかかったようです。

それはどういうことかというと、これからパソコンを勉強してみたいという人の行動パターンとしてこうい形もあるからです。

①チラシが飛び込んでくる
     ↓
②魅力的な言葉で、やる気が起きてくる
     ↓
③初めてのことなので、不安を持ちながらも実際に現地に行って話を聞いてみる
     ↓
④やっぱり、なんかちょっと・・・と引いてしまう。
  ※この理由はいくつかありますが、実際にはヒヤリングの蓄積でパターン化しています。(秘密)
     ↓
⑤せっかくその気になったのだから、どこか他には無いかなと思う
     ↓
⑥身近にパソコンを使える人に相談する(息子や娘、ダンナ、奥さん、近所の人など)
 ※身近な人は、なぜか自分で教えない。
     ↓
⑦インターネットで検索してもらう。
 ※ご年配の場合には、電話帳が有力アイテム!
     ↓ 
⑧かがやきパソコンスクールがヒットする。というか、大当たり!
 ※これは行動パターンを予測して、実際に手を打ってあります。(秘密)
     ↓
⑨障害者でも安心して勉強できるなら、「私にも出来るかも♪」と思う
 ※この理由は、よく聞きます。
     ↓
⑩実際に見学してみる
     ↓
もっちぃが明るく対応
 ※もっちぃは、日経の雑誌で大きく紹介されるほど、実力のあるベテランインストラクターです。
     ↓
⑫当然のように、ほぼ100発100中のご入会
 ※いきいき顔で申込書にサイン!
     ↓
⑬結果として、戦わずに勝つ
 ※兵法で言えば上の策?しかし、半ば偶然。(^。^;)
     
ま、こんな感じですね。

最初のうちは、何故か近所の方から集中して問い合わせが来る時があるなぁと思っていたのですが、分析してみると他社がチラシを撒いたタイミングと合ってたんですね。

いやぁ~、知らないところでご同業に協力していただいていたなんて、夢にも思っていませんでした。

しかも、お客さまがお持ちになった他社のチラシを使って、私たちが説明することさえあるわけですから。(^。^;)

もちろんケチをつけたりするわけじゃなくて、チラシに書いてある内容について聞かれれば答えるといったところですけどね。

ま、ありがたいお話です。

でも、それだけよく出来ているチラシを撒きながら、やって来たお客さまを逃すようでは勿体無いですね。

人材も、ちゃんと育てましょう。

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[2007/03/31 15:36] スクール情報 | TB(0) | CM(10)

花見@ひとやすみ 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

今日は、仕事が終わった後に花見をしに行きます。

花見といっても近所にある公園で、非常勤も含めてスクールのスタッフ全員及び一部家族も含めて楽しむ予定です。

しかし、昨日の暖かさはとはうって変わって、今日は朝から冷え込んでいます。
1人として風邪をひかせないように、準備して乗り込みたいと思っています。( ̄‥ ̄)=3

花見もここ3年くらいは、スクールの恒例行事になっています。
福利厚生も兼ねてですけどね。

最初の一回目は明かりを持っていかなかったので、暗くなってからは手話が見えずに会話にならなかったことを思い出します。

ま、すぐ近くに座っている人ならともかく、少し離れると暗くて見えないのですね。(^。^;)

やっぱり聴覚障害者は、暗闇が弱点ですわ。

2回目の時は明かりを持っていったので、会話はスムーズにいきましたが、なぜか私がアレルギー反応でえらいことに。

どえらい頭痛が襲ってきて、慌てたものでした。

花粉や毛虫などの虫の粉をあびたのが原因だったのですが、しばらく医者でもわからず、やっと皮膚科にかかって原因判明&治療。

痛い思いをしました。

さて3回目の今日。

3度目の正直ですから、もうちょっとマシになっていることでしょう。
といいつつも、毎年起こっているハプニングを半分楽しみにもしていたります。

という事で、ウチで一番手の空いている私が、カイロやら食べ物、飲み物の買出しやら、場所取りなどをしてきたいと思います。
※手は空いていますが、決して「ヒマ」というわけではありません。念のため。

場所取りの間に一杯やって、みんなが来る頃に出来上がってしまわないように注意したいと思います。

それでは、行ってきます!

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[2007/03/31 11:54] ひとりごと | TB(0) | CM(2)

何のために働くのか 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

一昨日のこと。

かがやきパソコンスクールで働いてみたいので、一度見学をさせて欲しいという青年が来ました。

大学を卒業してから福祉の専門学校にそのまま進み、社会人としての経験はこれからという男性でした。

専門学校では手話を教わり、通訳が出来るようなレベルまでマスターしてきたとのこと。

そこで私が直接会って、面接半分・スクールの事業の紹介半分といったところで対応しました。(ま、私が一番手が空いているというのもあるのですけどね。)

彼と話をし始めてすぐに「この青年は、これからどうしたいのだろう・・・」という疑問が湧いてきました。

「自分が何をしたいのかが、まだ決まっていませんね。」

その青年は、ずばり本心を見抜かれたようで少し慌てた様子でした。

そこからトクトクと、オヤジのお家芸である「説教」が延々1時間にわたって始まったわけです。

ま、私が彼に何を言ったのかは、この際どうでもいいので書きませんが・・・

ところで今朝の新聞によると、学校教育の中に「徳育」が入ってくるそうですね。
やっと入ってきたかといった感もありますが、そうした教育がきっかけになって、もっと自分自身を見つめて人間のあり方や生き方を考えるようになれればいいなと思っております。

さてさてその晩、件の彼からのメールが届きました。

今日お伺いさせていただいた●●です。
今日はスクールの事だけではなく、いろいろな話をしてくださり本当にありがとうございました。
正直、自分が何をしたいのかまだはっきりと見えていません。
手話を使って手助けしたいというよりは
社会の理解を求めていければと思うのですが。
実習先で、手話を使って活動している先輩の姿が
自分の中では衝撃的過ぎたためか、
自分はこうなりたくない!と思いつつも
少し揺らいでいる状態です。
意思がまだまだ弱いというのもわかっています。
ただ、この実習でこういった環境を変えていきたい。
と思うようになったのは事実です。
これからどうしたらいいのか。
何をしたらいいのかを考え
改めてこれから自分の目標とし、
それに向かって頑張っていきたいと思います。
今日お会いできて本当にうれしかったです。
そちらで働きたい。という気持ちはありますが
もう少し答えが見つかるまで考えてみようと思います。
気持が固まった時は、面接させていただきたいと思いますので、その時はよろしくお願いします。
今日は本当にありがとうございました。
追伸
帰りに紹介していただいた本を購入することができました。
これからじっくり読もうと思っています。


彼に勧めた本は、今月、致知出版社から発行された北尾吉孝さんの「何のために働くのか」でした。

北尾さんの文章はとてもわかりやすく、独特のリズムで引き込まれます。
また「何のために働くのか」は、若い人向けに書かれているというだけあって、今の彼にはぴったりなお手本になるかなと思って勧めてみました。

まだ迷っている人は、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?

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[2007/03/30 14:11] ひとりごと | TB(0) | CM(2)

パソコンインストラクターへの壁 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース


昨日紹介させていただいた、インストラクターを目指している男性のお話の続きです。

一般に、パソコンのインストラクターというのは、狭義にはパソコンの操作を教える人です。

そして、インストラクターになるだけでしたら、特段資格というものは必要ありません。

極端な話、自分でそう名乗ればその日から「インストラクター」になれるです。

但し、実際にそれで仕事をしようとしても、裏づけが無い場合には、なかなか信用されないのも現実です。

このあたりは、アドバイサーだとかコンサルタントという職業と似ていますね。

そこで特定のステータスを持ったインストラクターになるためには、まず必要な知識やパソコンの操作能力を証明する検定試験を受けることになります。

パソコンやネットワークの知識や操作などを問う試験は、対応するOSやアプリケーション毎に、いかに早く「決まった1つの答え」を出していくかを問われるものですから、いわゆる学力優秀型の人が得意とする分野です。

また、反復練習することによって身につき、試験に合格していきます。

こうしたパソコンやネットワークの知識や操作を問われる試験では、素直に「1つの正解」を早く出せる人ならば、誰でも合格できます。

ところが、実際のインストラクション(直訳すると「命令」なんですが、それはこの際置いておいて)の現場では、いわゆる生身の人間に指導をしますから、「1つの正解」だけでは解決しないのが普通です。

そこで問題というか、壁にぶち当たります。

この時点で「ああ、自分は才能が無いな」と勝手に思って断念してしまう人も居ますし、いままで合格してきた試験のことはともかく忘れて、1から「人間を相手にした最適解を出す」ことの修行を始める人も居ます。

この挫折感を味わった時の自分の選択の仕方によって、将来が大きく変わってくることは、多くの方の知るところだと思います。

生身の人間を相手にした場合には、相手のことをよく理解した上で「ベター」(より良い答え)な方法を探し、時にはそれらを壊したり組み合わせるなど工夫しながら「最適解」を出していかなければなりません。

これが本当の、インストラクターに求められる能力だと思います。

いわゆる「ソリューション」(問題解決)ですね。

人間相手の「最適解」は、この自然界には沢山あります。

こうなると「1つの正解」をすばやく出すために反復練習してきた人には、初めて遭遇する壁であり挫折の元になります。

そしてこの能力は、体験を繰り返していかないと身につかないものだと思います。

体験と言っても、何も考えずにただ「現場で時間を過ごした」だけでは身につきません。

そこで起こるあらゆる事実を素直に受け止めて心に写し、それを観じながら繰り返し体験しなければ身につかないことでしょう。

挫折感を味わったその瞬間が、冷静に反省するに良い時期であるとともに、次のステージの出発点と捉え気持ちを新たにしたほうが、仕事に目標も出来て楽しみも出てこようかと思います。

挫折は、時に人生の栄養になるんですね。(^○^)

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[2007/03/29 18:25] ひとりごと | TB(0) | CM(4)

身の丈に合わない急成長は失敗を招く? 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

「身の丈に合わない急成長は失敗を招く」ということは、勢い夢みて事業をハイペースで拡大して倒産する企業の例として良く聞きます。

事業の拡大とともに、大企業など実力のあるところとの競争が始まり、価格競争にも晒され、自分自身の体力を必要以上に消耗して潰れてしまうといったようなことです。

このことは、実は個人のレベルとしても実に当てはまるものかと思っています。

夢を持って、それにまい進していくのは良いのですが、急ぐあまりに一足飛びに目標に到達しようとすると、ある時突然「なにもかもがうまく行かない」といった局面に当たることがあるようです。

そうした時には挫折感を味わい、惨めな思いをし途方に暮れることもあります。

今、スクールでインストラクターを目指して勉強をしている一人の男性が、まさにその壁に当たってしまったようです。

これまでは本人も努力をして、いくつかの試験もスムーズに合格してきたのですが、ここから先はプロの世界の試験。

経験の無いシロウトが、簡単にいくわけがありません。

彼からは今朝。挫折感を味わい、どうしていいのやらわからないといった状態になっているというメールが飛び込んできました。

企業で言えば、打つ手も資金も無く倒産間近といったところでしょうか。

ただ、ここが孟子の教えにある「天の試練」でもあるかと思います。

天の将に大任を是の人に降(くだ)さんとするや、必ず先ず其の心志を苦しめ、其の筋肉を労せしめ、其の 体膚(たいふ)を窮餓(きゅうが)せしめ、其の身行(ふるまい)行動を空乏(くうぼう)せしめ、其の為さんとする所(意図)を払乱(ふつらん)せしむ。
心を動かし性を忍ばせ、其の能くせざる所を曾益(ぞうえき)せしむる所以なり。


天が重大な任務をある人に与えようとするときに、必ずまずその人の精神を苦しめ、その筋肉を疲れさせ、その肉体を飢え苦しませ、その行動を失敗ばかりさせて、そのしようとする意図と食い違うようにさせるものだそうです。
これは、天が其の人のこころを発奮させ、性格を辛抱強くさせ、こうして今までにできなかったこともできるようにするための貴い試練であるからなのだそうです。

この「天の試練」を乗り越えるか、乗り越えられないかが、宿命を左右するのだと思えます。

倒産の危機に瀕しても天の試練を越えて、不死鳥のように蘇る企業もあります。

彼にとっては、ここ一番、苦しみながらも知恵と工夫と忍耐で乗り越えなければならないところだと思います。

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[2007/03/28 12:11] ひとりごと | TB(0) | CM(10)

RZ250R@ひとやすみ 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

春がやってきました。

暖かくなってくると、ちょっと虫が騒いでしまいます。
RZ250R
RZ250R

修理やら整備などで、冬の間ずっと弟に預けていた往年の名車「RZ250R」が、今度の日曜日に見違えるように生き返って戻ってきます。

20年近くも前のバイクなので、今となっては部品の入手も大変なのですが、冬の間にコツコツと部品を集めながら交換し、整備してくれた弟に感謝です。

お礼に、今まで乗っていたオフロード車を弟に進呈することにしました。(これもまた、古いバイクなのですけどね)

私はオートバイが好きなのですが、最近のものはどれも優秀だけど個性が無くてあまり好きになれません。

仕方が無いので、中古車の中から往年の掘り出し物を探しては、それを弟に整備してもらって乗っています。

ご紹介のバイクはRZ250Rと言いまして、煙を吐きながら走る2サイクルエンジンで、今となっては嫌われ者にさえされていますが、まさに「走り屋」のために生まれてきた個性豊かなバイクです。

初心者を寄せ付けない、「あばれ馬」のような気高さすら感じます。

バイクは2サイクルじゃ!

という2サイクル党には、嬉しいピーキーなトルク特性が全身をしびれさせてくれます。

エンジンも一定の回転数を超えると、急激にターボが効いたようにふけ上がり、弾丸のような加速をしてくれるところがたまらないわけです。

かといって私も、もうスピードを出して喜んでいる歳ではないので、安全運転ですけどね。今年46歳だし。(^。^;)

それでも往年の名車に乗る気分は、いいものです。

本当は、もっと前のヤマハRDや川崎のKHやマッハ、スズキのGTなどが欲しいところですが、さすがに古すぎて出回っていないことと、程度の良いものはお値段もなかなかにしますので、残念ながら手にすることが出来ません。

安く出回っていても、下品な改造を施してあるものばかりですしね。

もちろんお金を出せば手に入るのですが、「贅沢は敵!」を合言葉に、趣味は小遣いの範囲で楽しんでいます。

(中には、「贅沢は敵!」どころか「贅沢は素敵!」なんて人もいるのでしょうけどね・・・)

今は、ゴールデンウイークあたりに、どこかツーリングでも行ってみようかななどと、ひとりニヤニヤしながら楽しんでいます。

「走り屋」のバイクではありますが、のんびりツーリングにお付き合いくださる方、歓迎です。(^○^)

どなたか一緒に、自然や歴史と触れ合いに出かけませんか?


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[2007/03/27 11:12] ひとりごと | TB(2) | CM(8)

「電車男になりたい」のその後 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

1月25日にご紹介した「俺、電車男がやりたい・・・」の方。

とうとう念願の電車男ならぬ、ブログデビューをされました。

ハンドル名は「とらまさお」さん。

ブログはこちらです。

実際は「電車男をやりたい・・・」から4日後にはブログを立ち上げるまでにはなりましたが、いざご自分でやってみようと思うと、その都度格闘されているような状態でした。


あれから約2ヶ月。


ようやくご自身一人の力で、ブログの更新ができるようになりました。

まだキーボードを打つときには、ローマ字変換表を片手に将棋をさすようなスピードではありますが、ゆっくりでも丁寧にキーを打つさまは好感が持てます。

「とらまさお」さんは、50歳くらいの時に聞こえを失ってしまった中途失聴の方です。

今では地元の手話サークルにも通いながら、手話も少しずつ覚えておられるとのこと。

「とらまさお」さんの周りには、いつも「ゆったりとした時」が流れているようで、お会いする度にこちらも何故か「のんびり」した気持ちになるから不思議です。

これからも、ゆったりのんびりと更新されていくことと思います。

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[2007/03/26 16:18] ひとりごと | TB(0) | CM(4)

今日は母の誕生日 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

今日は、私の母の79歳の誕生日。

今となっては大分身体が弱ってきてしまいましたが、それでも3人の子供たちと7人の孫に囲まれて、依然偉大なる母は健在です。

父に聞いた話なのですが、母は、女学生の頃に軍隊に入りたくて女性でもやらせてくれそうな通信兵を目指し、今の電気通信大学に入ったという逸話も残っている女傑です。

もともと生まれは大きな商家だったそうで、明治の頃には紳士録に載っていたとか。

何不自由無く育ちながら、軍隊に入ってお国のために戦おうという女性も珍しいと思います。

そういえば、我が家に初めてレコードプレイヤーがお目見えした時に、最初に購入したレコードが、軍歌の詰め合わせのようなものでした。

レコードといえば、母が娘時代に持っていたレコードは、みかん箱に30個ほどもありましたでしょうか、私が小学校6年生の頃に古い倉庫を片付けている時に大量のレコードが、大型の蓄音機とともに出てきたものでした。

お金持ちで、何不自由していないお嬢さんであったはずなのに、何故か軍隊志願。
結果として、女はダメだと断られたそうです。

そんな母ですから、私が小さな頃に病弱で学校にも行けず、1年のほとんどを病院で暮らしながら、何度も死に掛けたこともあるのですが、いつも堂々して冷静に対処する肝の据わったところがありました。

私自身は、ひどい小児喘息(それ以外にも、いろいろと病気はありました)を患っておりまして、大病院での診察時に、医者が自分のポケットから出す薬を服用していたことがありました。

その頃まだ日本では認められていない薬まで、母は医者を動かして手に入れていたのですね。

ただ、それでも一向に症状が良くならない私に、母が最期の決断をしたのが私が小学校4年生の時。

父に相談無く、独断で転地療養を決めて来たのでした。

父には、「息子を殺す気か!」とさんざん怒鳴られたのですが、頑として引かずに、結果として私一人で静岡県の沼津市にある養護学校に転地療養することになったわけでした。

この施設は東京都港区の施設で、虚弱体質の子供などを自然の中で鍛えて行こうといった施設だったと思います。

おかげで小学校6年生になった時に東京へ戻って来た時には、東京の同級生よりも逞しく丈夫な身体になっていました。

母の頑として貫いた方針が、正しかったわけです。

私自身子供のころからの難聴ですが、実は母も難聴なんです。
そんなこともあり、「聞こえないことくらい、大したことではない」と思うわけなんです。
聞こえなくて悩んでいる時間に、もっと自分でできることもあるだろうと思うわけです。
何しろ、生きているのですから。

そういえば私が子供の頃、病院の待合室で母に「福祉の仕事につきなさい」と言われたことを思い出しました。

今まですっかり忘れていましたが、なぜか福祉の大学に進み、その後NTTに勤めてはいたものの、今まさに福祉に関係のある仕事に就いています。

不思議なものですが、いつの間にか母の言うとおりになっているようです。

今日は、そんな母の誕生日を祝うために、私たち兄弟と子供たち(孫)が集まって、お祝い会をします。

私にとっては偉大な母であり、孫たちがこぞって慕うおばあちゃんとして、長生きして欲しいと思っております。

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[2007/03/25 11:03] ひとりごと | TB(0) | CM(6)

福澤諭吉心訓七則 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

福沢諭吉の作として知られている「心訓七則」です。

これは本人の作では無いとする説もありますが、この際私はどっちでも良いかなと思っております。

要は中身として、自分自身を省みるのにとてもわかりやすく、的を得たものだと思っておりますので、スクールにも掲示しています。

一.世の中で一番楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事を持つと云う事です

一、世の中で一番みじめな事は人間として教養のない事です

一、世の中で一番さびしい事はする仕事のない事です

一、世の中で一番みにくい事は他人の生活をうらやむ事です

一、世の中で一番尊い事は人の為に奉仕して決して恩にきせない事です

一、世の中で一番美しいことはすべてのものに愛情をもつ事です

一、世の中で一番悲しい事はうそをつく事です


となると、教養も身につけず、仕事にもありつけない人は、「みじめで」「さびしい」思いをするのでしょう。

その上、自らが作り出している「みじめで」「さびしい」状況から、他人をうらやむ「みにくい」行いをしてしまう。

上の2~4までの教えをを守らないだけでも、恐ろしいことになりそうです。

学んで自らの力をつけ、仕事を通じて社会の一員として貢献していくことが、実に人間の生き方として重みのある大切なことなのだといえます。

それらを通じて、自立を果たした先には、他人をうらやましく思うことも少なくなってくるのでしょうね。

全ては、学ぶことから始まるようです。

この春からでも、一緒に勉強しませんか?

※「酒飲むな」とは書いてないので、ちょっと安心しました。

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[2007/03/24 19:24] ひとりごと | TB(0) | CM(5)

昨日の敵は、今日の身体の一部 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

今日はちょっと汚い話ですみません。
相変わらず「おできブログ」が続いております。

お食事中の方は、どうぞ読み飛ばしてくださいませ。

いえね、実はここ3年くらいお尻にできたおできに悩まされることが続いていたのですが、不思議とここ2ヶ月くらい全く痛くなくなってしまったのですよ。

ところが、別に治っているというわけではありません。
いつの間にか「共存」するようになっていたんですね。(^。^;)

どういうことになったかを、ちょっとご紹介してみたいと思います。

(聞きたくないという声も・・・)

まず、おできには芯(シン)のようなものがあって、その周りが膿んで腫れてきます。

膿が増えてくると、皮膚を持ち上げてパンパンに膨れてきます。

この状態が、一番痛いわけですね。
まるで、地下からマグマを押し上げてくる火山のようです。

放置しておけばいずれ噴火するのですが、これまた時間がかかりますのでたまりません。

そこでシロウト療治で、妙薬「たこの吸出し」を使うわけです。

この薬は、皮膚を溶かして穴を空け、おできの中の膿を外に出す作用があるわけです。(詳しくは、製品の効能書きをご覧ください)

噴火寸前の火山のようになったおできの頂点に、ちょっぴり「たこの吸出し」をつけてガーゼなどでフタをしておきます。

そうすると、しばらくしておでき火山は噴火して、ほぼ平らな状態になります。
こうなると、圧迫されない分痛くないので、治ったつもりになります。

しかしやがて、膿がマグマのように力をためて、皮膚を押し上げ痛んできます。

そうすると、また「たこの吸出し」をつけて噴火させる。

この繰り返しを、3ヶ月くらいやってきたわけです。

すると不思議なことに、いつのまにかマグマの通り道のようなものが出来、おできは膿を生産し続けるのですが、おでき自体は膨らまずに適度の緊張感のうちに膿が勝手に体外に出て行きます。

身体が慣れちゃったのですね。(^。^;)

そんなことをなんとなく習慣的に続けたら、すっかり慣れておできが身体の一部になってしまった感じです。

本来なら病院に行ってバッサリと切って、おできのシンまできれいに取ってもらえばそれで終わりなのでしょうが、面白い現象なので今はそのままにしています。

もっとも毎日噴火してくる膿を受けるために、ガーゼを貼るのは面倒ですが、身体の一部となると不思議と愛着も湧いてきたりしています。

今まで敵だったおできも、今やわが身体の一部。
曹操にして、黄巾族といったところでしょうか。

人に対しても、こうありたいと思います。(笑)

って、対処療法なだけで、ぜんぜん解決していないですね。

【注意】
大人もそうですが、特に良い子はマネをしないようにしましょう。


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[2007/03/23 18:27] ひとりごと | TB(0) | CM(6)

テレビ電話が広げる世界 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

テレビ電話が、聴覚障害者の中で広がっています。

とりわけ手話で会話をする人達の中では、これまでにない即時双方向会話を可能とする通信手段として活用する人が増えています。
テレビ電話が広げる世界

電話の使えない聴覚障害者のコミュニケーションは、その昔はFAXでやり取りをするか、直接会って話をするといった方法しかありませんでした。

しかしながらFAXによる連絡は、自宅に居るときならまだしも、いったん外出してしまえば本人と連絡の取りようが無く、途中で交通機関の遅れ等で待ち合わせの相手が間に合わない場合なども、連絡が取れずその場で待ち続けるといったこともありました。
また、その逆もあり、相手をいつまでも待たせてしまったということもあります。

その後、携帯電話の電子メールがコミュニケーションの時間差を縮め、外出先でも連絡が取れるツールとして、急速に広まってきました。

この携帯電話の電子メールは、聴覚障害者の行動範囲を広げるとともに、家から出て活発に活動するためのツールとして今でも役立っています。

もっとFAXに比べて時間差が短縮されたとはいえ、こみ入った話などをする際には、不向きなところも否めません。

文章の苦手な人も居ますし、私なんかは、あの小さなキーを押すのが結構苦痛です。
今でも携帯電話の電子メールは、職場からの報告・連絡・相談といった内容で届きますが、大概は「了解」・「待て」・「よろしく」。「「ご苦労さん」くらいのものしか返していません。(^。^;)

そこで最近台頭してきたのが、テレビ電話。
インターネットに接続されたパソコンを使って高速大画面で話をするものや、携帯電話のテレビ電話機能など、それぞれの場面で便利に使い分けている人が増えています。

かがやきパソコンスクールでも、このテレビ電話の使い方を学ぶ人も少なくはありません。どちらかというと、人気の講座です。

携帯電話に至っては、外出先でもテレビ電話を使って、手話で直接相手とコミュニケーションをとることが出来るほか、字幕つきのワンセグ放送を受信することによって外部の一般的な情報を得ることが出来ます。

まだ完全に便利というわけでもないのですが、こうした情報機器の特性をつかんで上手に使うことにより、社会参加のチャンスを広げ、どんどんと世の中で活躍して行って欲しいものだと思っています。

私自身は、聞こえないなら、なおさら「情報武装」には敏感でありたいと思っております。

待ってばかりでは、何も変わらないでしょうから。

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[2007/03/22 12:51] ひとりごと | TB(0) | CM(2)

就職情報誌に掲載されました。 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

2月7日に取材を受けた就職情報誌が発行されました。

その就職情報誌とは、障害者専門の人材紹介会社が発行しているもので、「クローバー」という名前です。
クローバー

さすがは障害者向けの情報誌だけあって、発行されたとたんに朝から問い合わせの電話が相次ぎました。

以前、ヤフークーポンに載せた時の問い合わせ「0」(ゼロ)件でしたからね。

対象が限られている情報誌ですから、その効果も凄いものです。
驚きましたねぇ~。


ところで紹介された記事とは、こちらです。
(クリック又はダウンロードしてください。)
かがやきパソコンスクール紹介記事
※記事掲載許可済

PDFファイルになっていますが、ファイルが大きいのでブラウザで見るとちょっと自動で縮小されて見づらいかと思います。
いったんパソコンにダウンロード(Windowsの場合は、右クリックで「対象をファイルに保存)してからご覧ください。
また、印刷してご覧いただく場合には、用紙設定はA3版が見やすいかと思います。

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[2007/03/20 17:53] スクール情報 | TB(0) | CM(3)

父親の役目 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

今朝のこと。

家族で朝食を摂っているいる時に、小学校4年生の娘が作文集を出してきました。

この作文集は、学校の授業で自分が書いた作文を纏めて綴じたものです。

これを生徒一人ひとりが自分で表紙をつけて、記念に持ち帰るといったものです。

その作文集を娘から手渡された私は、「どれどれ・・・」と見てみました。

ほう、表紙に書いてある絵は、私の描く絵にそっくりだな。
ちゃんと見て、真似して練習したんだ。

と、思いながら、最初の1ページをめくってみました。

そこには読書感想文があったのですが、「ふむふむ・・・」と読んでみると、最初のほうに以下の一文がありました。

「この本は、7回読みました。それは、読むたびに感想が変わるからです。」

なるほど。
ものの見方や理解の仕方は、その人のレベルによって変わってくるといいますが、それを端的に表している言葉だと思い感心したものでした。

私自身も、10年前に読んだ本を今更ながら読み返してみると、そこには初めてその本を読んだかのように、次々と新しい発見があるのに驚いているところですから。

ものの見方というのは、例えば人によっては立っている位置によって「点」に見えるけれども、別の人には「円」に見えることもあります。
ところが触ってみると、実は「球」であることがわかります。

しかし、実際に触らないで「ものの見方を変えたつもり」になって、あらゆる角度から見たとしても、「円」にしか見えない人には「円」でしかないわけです。

どの角度から球を見ても、立体が理解できなければ「円」にしか見えないからです。

これを実際に「球」であることを発見するには、実感としてわかるまで触ることだと思います。

読書もどこか共通するところがあって、読んだだけでは「点」や「円」にしか見えず、本当に意味しているところというのが読み取れないもののように感じています。

読むほどに自分の体験と重ね、他の書物に書かれていることや他人の体験談などを組み合わせて考えながら読みしだいていかないと、「球」のような「本質」には到底たどり着けないということを私は痛いほど感じています。

小さな娘が「感想が変わってくる」と言ったことは、それだけその間に考え、成長しているということなのでしょう。

帰宅の遅い私が悪いのでしょうが、朝食は唯一我が家が毎日揃って顔を合わせる貴重な時間なのです。

従いまして多少早起きをして、朝食に時間的な余裕を持つことによって、精神的にも余裕が生まれ家族との語らいを通じて子育てにも関与することができているものと思っています。

このため、娘の作文集の中に小さく現れているキーワードを発見し、それを成長と認め、その成長が何を意味するのかを娘に教られたわけです。

もっとも、私は面倒くさがり屋ですし、おまけに不器用なので、家事はぜんぜんやりません。
釘一本、かなづち一つ持ちません。
炊事洗濯どころか、布団の上げ下ろしさえも自分ではしません。
自分の着る服も、タンスのどこに入っているかもわかりません。
さすがに顔くらいは、自分で洗いますけどね。

つまり私は、家事には全く手を出さない人なんです。
帰宅しても夜が遅いため、娘が寝ています。せいぜい家内の話を聞いたり読書をしているくらいのものです。

ただ、朝の時間くらいは娘も起きていますので、父親として家族の話を聞いたり、顔色や態度・しぐさから出る何らかの兆候をつかみながら訓示めいたアドバイスをしてみたり、必要なら家庭における決裁もする時間にしています。

この朝の時間が、私が家庭で父親としていられる所以(ゆえん)の1つになっているのだと思っております。

この先、我が家の貴重な朝の時間に役に立たないような父親になったら、だんだんと私も炊事洗濯や日曜大工、家内や娘の送り迎えなどなど、家事を始めないとならなくなってしまいます。

それは、我が家において、父親がその地位から失墜することを意味するからです。


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[2007/03/19 14:49] ひとりごと | TB(0) | CM(1)

不屈の人 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

かがやきパソコンスクールには、3年来さまざまな試験に挑戦し続けている人が居ます。

その人は、もう40歳になる男性ろう者なのですが、他の人には見当たらない優れたものをお持ちです。

その人を、仮にKさんとしておきます。

Kさんは、もともとテレビCMなどで大々的に宣伝していた大手のパソコンスクールで、聞こえる人と一緒に勉強をされていたそうですが、結局聞こえないのでわからず仕舞。

毎年80万円くらいの授業料を払って通っていたそうですが、ご本人の身についたものはほとんどタッチタイピング(手元を見ないでキーボードを叩く)だけのような状態。

それにしても、80万円とは恐れ入りましたわ。(^。^;)

そんな時に、手話でもコミュニケーションのできるパソコンスクールがあるということを地元の手話サークルで教えてもらい、喜び勇んでスクールに来られたのが3年前でした。

その頃のかがやきパソコンスクールの「売り」のひとつとして、資格試験合格率100%があったのですが、その売り文句を崩した最初の人がKさんでした。

Kさんは、今となってはかがやきパソコンスクールで勉強し、取得した資格は6つもあるのですが、どれもこれも1つの試験に4~5回は受検されています。
多いときには、6回。(^。^;)

つまり、なかなか合格しないということです。

原因は、いつもちょっとしたケアレスミスなのですが、本番となると緊張してしまうのでしょうか。

実力は十分なのに、何故か同じ試験を何度も受けざるを得なくなってしまいます。
まるで彼自身が、何者かによって課された試練を受けているようです。

しかしながら彼は、試験に何回も落ちながらも、合格するまで止めない不屈の闘志の持ち主。

実はたった今も、Kさんは私からも見える位置で試験を受けています。
その試験は、昨日受けて不合格になったもののリベンジ。

「成功するまで徹底して挑戦し続ければ、必ず成功する。」

こんな言葉を、彼が身をもって示してくれているようです。

もうこうなってくると多少不謹慎ではありますが、1発で合格してしまってはKさんらしくないとも思えてきます。

ただ、そうは言っても、今度こそは2回目で合格して欲しいなと思いつつ、今まさに試験問題と格闘しているKさんを見守っています。


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[2007/03/17 13:48] がんばる人 | TB(0) | CM(11)

葛飾区の要約筆記 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

今朝は、私自身の地域におけるボランティア活動で参加している「葛飾区中途失聴・難聴者の会(いずみ会)」の皆さんとともに、葛飾区役所の障害福祉課の方々との会合に参加して来ました。

内容としては、区内で活動する中途失聴・難聴者のサークルや団体への「要約筆記」の派遣に関するものでした。

要約筆記とは、音声で話す言葉を要約しながらリアルタイムに文字にして表す情報保障の手段を言います。
よく見かけるタイプとしては、3~4人のチームを組んでOHP上のシートにマジックで次々と要約した文を書き込んでいくものです。

区役所側では、これまで東京都で実施していた要約筆記者派遣の利用状況や、今後の需要などについて、対象となる利用者の意見等を吸い上げ、事業を進めるにあたっての根拠にすることが大きな目的になっていたようです。

そこに、区役所のほうからお招きをいただき、私たちが伺ったわけです。

ま、そうは言っても、私以外はほとんどがお年寄りのサークルですから、いきおい会合等では話が横道にそれたり脱線したりしがちです。

話が脱線しはじめると、脱線したまま長い話になってしまい、結局何を話し合っていたのかがわからなくなるということも、結構あるのです。
(/ー ̄;)シクシク

いつもの身内の会合ならまだしも、区役所との正式な話し合いの場では困ると思い、事前に私のほうでプレゼン資料も含めていくつかの説明資料を用意して乗り込んできました。

会議における資料は、会合そのもののブレを防ぎ、参加者が1つの情報を共有することができますので、共通の土俵で話がしやすくなってきます。

当然、資料の作り方も工夫しなければなりませんけどね。

ここがポイントなのですが、話がしやすくなるということは、コミュニケーションがしやすくなるということになるわけです。

人間同士が分かり合うための最適のツールがコミュニケーションであるならば、そのコミュニケーションを助けるツールが資料になろうかと思います。

特に聞こえに困っている人たちのサークルにおいて、意思の疎通はなかなかに大変です。

こうした時に、伝えたいと思う側が伝える工夫と努力をしていくことによって、自分の意思が相手にも伝わってくるものと思っています。

聞こえないからこそコミュニケーションの大切さを身にしみて感じるならば、私は自分からコミュニケーションの工夫をしていったほうがうまくいくのではないかと思っております。

ただ待っていたり、変な理屈をつけて子供のように要求だけしていては、相手を困らせるだけのことになりかねません。

お互いの幸せを考えてこそ社会活動なのだと、今日もしみじみ思うのでした。

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[2007/03/16 22:44] 聴覚障害 | TB(0) | CM(1)

本日卒業 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

かがやきパソコンスクールに通って勉強する人たちの多くは、スキルを身につけそれぞれの夢を果たして卒業していきます。

従いまして卒業する時期は個々人によって異なりますから、言わば毎日が入学式であり卒業式のようなものです。

本日も、就職を目指して勉強を続け、念願の就職が決まった若い女性が卒業しました。

これから先も聞こえない分、職場でさまざまな苦労を重ねていくことと思いますが、夢の実現のために頑張ってくることが出来た自分自身を信用して、活躍していって欲しいと思っています。

そのためには、社会に出ても勉強し続けていくことが大切だと思います。

とりわけ人間としての生き方を示してくれる良い上司先輩のいう事を素直に聴き、良書といわれる書物を選んで読みながら、自分自身の仕事や生活の中で良いと思われることを実践して、自分のものにしていって欲しいと思っております。

それが後に続く後輩たちへも道を開き、示していくことにもつながるわけですから。

新天地での活躍を祈っております。

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[2007/03/15 16:08] スクール情報 | TB(0) | CM(2)

メジロも喜ぶ春@ひとやすみ 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

昨日の昼休みのこと。

かがやきパソコンスクールの裏にある公園の桜の木にメジロが群がり、花の蜜をつついている姿を見かけました。

小枝の間をピョンピョン飛び移りながら花の蜜をつつく姿がとても可愛らしいく、しばらく眺めておりました。

今朝もお天気が良かったので、メジロたちの可愛らしい姿をビデオに納めようと、カメラを片手に公園に行ってきました。

メジロも喜ぶ季節

画像をクリックすると、映像が始まります。(wmv形式)

昨日は、それこそ本場の「目白押し」というくらいに沢山群がっていたのですが、今朝は少々さびしい感じでした。

昨日のうちにめぼしい花の蜜は、ほぼ吸い終わってしまったのでしょうか。
あるいは、他の場所に咲いた桜の木を求めて移動したのかも知れません。

季節感の無くなってきた東京で、ほっとする春の訪れを感じた朝でした。

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[2007/03/14 11:42] ひとりごと | TB(0) | CM(6)

名古屋でブログ講座 

6月に、名古屋でブログ講座をすることになりました。

名古屋と言ってもウチの名古屋校じゃなくて、社会福祉団体からの依頼で出張講座に出かけていくものです。

聴覚障害者を対象に、ブログとは何かから入って、実際に自分のブログを持てるようになるところまでの一連の流れを講座として提供します。

主催者は、「社会福祉法人 名古屋市身体障害者福祉連合会 名身連聴覚言語障害者情報文化センター」というところで、一発で覚えるにはちと長いお名前のところです。(^。^;)

こうした施設は全国のあちこちにあるのですが、事業としては主に、聴覚障害者の生活や文化活動などの情報提供や活動の支援などを行っています。
また、手話のビデオや字幕つきのビデオなどの貸し出しもしています。

私もしばらく名古屋に行ってなかったので、ちょっと楽しみにしています。

日程としては、6月21日(木)と22日(金)の2日間。
一泊しますので、21日(木)の夜は、少しだけ名古屋の夜を楽しんでみたいと思っております。

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[2007/03/13 17:35] スクール情報 | TB(0) | CM(4)

ちょっとした変化も楽しい日常 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

私どものスクールは、聞こえなくても安心して学習のできる環境を用意しておりますので、主に聴覚障害者の方が通われています。

ところが最近では不思議なことに、聴者といわれるいわゆる健常のお客さまが増えています。
それも、毎日のように入会者があり、しかも日に3人・5人と入会する時もあります。

何故だろうと思って、聴者のお客さま数人に聞いてみました。

その時の答えを大別すると、以下の4つに集約されることがわかりました。

①近所だから
②親切そうだから
③聞こえない人でも力がつくなら、自分にも出来るだろう
④手話の勉強もしたいから

①については、恐らく近所にパソコン教室が無いからだと思います。私のスクールはチラシを印刷して撒くといったことは一切していませんので、大体が誰かがインターネットで調べてその人に知らせてくれたのだと思います。
その証拠に、①のパターンの人の多くは、友人の紹介が入会動機になっています。
5年前には、徒歩5分圏内に10軒くらいのパソコン教室があったのに、今ではみんな居なくなってしまいましたしね。

②の親切そうだからという回答の方は、大体がインターネットは使えるという人たち。皆さん、スクールのホームページの他に、このブログをご覧になっていることが特徴的です。
そうすると、ブログもなかなかに役に立っているということがいえます。

③の人は、これまで大概の人が他のパソコン教室などに通っていたか、かつて市区町村のIT講習会に参加した人たちです。結局ついていかれずに、途中で断念してしまったけれども、やっぱり必要性を感じながら学べるところを探していたのでしょう。
劣等感を感じている話し方をする人が多く、ウチが最後の頼みの綱のように思って来られることと思います。

④の人は、これまでにもポツポツとは入会されていました。スクールに居れば、いつでも手話に触れることができますので、手話を勉強中の人にはパソコンと一緒に学ぶことも可能です。合理的といえば、合理的ですね。

皆さんそれぞれに目標を持ち、いろいろな思いを抱いてスクールに来られます。
そんなお客さまひとりひとりと相対しながら、個々の夢や目標をかなえるお手伝いが出来る毎日が楽しいものです。


皆さんは、お仕事を楽しんでおられますか?


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[2007/03/12 10:39] ひとりごと | TB(0) | CM(6)

まだまだ滑り止め(^。^;) 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

私どものような小さなパソコンスクールでも、そこで働きたいという人が時々訪れてきます。

今は、ちょうど人が欲しい時なので、それはそれでありがたいお話です。

そんな中で、これからの面接の際には、聞いておいたほうがいいかな、と思ったことが1つあります。

それは「もし、私が今ここで採用しますと言ったら、それで良いですか?」と。

実は先日スクールに面接に来た若い男性の話なのですが、一生懸命に自分自身を売り込んで、将来はこうしたい、ああしたいと言ったお話をしてくれました。

この青年なら大丈夫かなと思って、私が「それでは採用としましょう。4月から勤務できるように準備をしてください。」と言ったとたんに、何故かその青年は大慌て。

「い、いや、ちょっと待って下さい。」

聞くところによると別のところにも応募しており、その結果がまだ出ていないとの事。

うちは、いわゆる滑り止めだったのですね。

私:「あれ?ウチで働きたくて、あれこれとご自身をPRされていたのではないですか?」

男性:「いや、そうなんですけど、実は私は他にやりたいことがありまして。」

私:「それじゃ、何故ここへ来られたのですか?」

男性:「こちらの仕事も良いかと思ったもので・・・」

私:「いずれにせよ、小さいながらもそこのトップに判断させてしまったわけですよ。その責任については、どう考えていますか?」

男性:「・・・・」

私:「例えば、あなたが好意を寄せている女性がいたとしよう。その一人にラブレターを出している間に、別の女性に直接愛の告白をしたところ、その女性がおつきあいを承諾した。しかし、実は他の女性にもラブレターを出していて、そちらが本命なんです。こんなことをして、あなたは人を幸せにできますか?」

男性:しばし、黙考して「どうもすみません。こちらで働かせてください。」

私:「それが責任でしょう。自分が動いた結果、誰にどういう影響を与えるのかは、もう少し考えたほうがいいですね。」

しかし翌日には、内定辞退のメールが。(^。^;)

いい男が、他人に決断させたことを2度も翻しては、いかんですね。
彼の第一希望とやらがそこを見抜いたとすれば、彼はしばらく就職浪人でしょう。
他に応募しているところは無いと言っていましたから。

ま、ウチ程度の規模なら滑り止めもわかるのですが、彼には人間としてもう少し責任の持ち方を考えて欲しいものです。

我が身のことばかりを考えて、他人に言ったことも出来ないようでは、どこに行っても通用しないでしょう。

いずれ彼自身が気づいてくれることを、祈っております。


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[2007/03/10 10:55] ひとりごと | TB(0) | CM(4)

おでんと銀シャリ 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

昨夜は、自宅で家族とともに「おでん」を楽しみました。

まだまだちびっ子とは言え、4月から小学校5年生になる娘が喜んでおでんを食べている様を見て、ふと創業時のことを思い出しました。

かがやきパソコンスクールを立ち上げたのは、2002年の8月23日。今から5年前ですね。

聞こえなくても安心して勉強のできる場所を作ろうと、自分の持っている財産のほとんどをつぎ込こみ、無借金・無助成で立ち上げたのが、つい昨日のことのように思い出されます。

ま、自立を支援するのに、自分が助成金でもないだろう、くらいの事しか思っていなかったわけですが・・・

当時の私の周りには、「無茶だ」とか「絶対に続かない」などと言われ、反対したり翻意を促す人が多かったのですが、「いずれ絶対に必要になるはず」と信じてスタートさせたものでした。

スクールを開校したその日に、「アルバイトでも見習いでもなんでもいいから雇って欲しい」と、飛び込んできてくれたのが「もっちぃ」でした。

当時は、大学を出たばかりのお嬢さんでしたが、今では立派な私の片腕であるばかりか、日本を代表するインストラクターの一人に数えることが出来るくらいに成長してくれました。

スクールを開校してすぐにスタッフが見つかったのは良かったのですが、肝心のお客さまは開校後3ヶ月間はたったの3人。

開校してから毎日が、文字通り赤字の連続でした。
何しろどんなに節約しても、固定費は毎月嫌でも出て行きます。

自分の財産だけで始めたとは言え、それまではサラリーマンをしていましたので資金が潤沢にあるというわけではありません。

4ヶ月目の12月に、とうとう資金が底をついてきました。

家族に、米すら買ってやれない状況になったわけです。

当時小学校1年生の娘は育ちざかりでしたので、なんとか娘の食料だけは確保することにし、私と家内の食事は1日1食にして、残り少ない米を引き伸ばしていったものでした。

それでも娘の食事は、たまたま買い置きのしてあった梅干だったり、とろろ昆布のおつゆをご飯にかけて食べさせるなど、決して栄養の良いものではありませんでした。

その時は、学校の給食が唯一育ち盛りの娘の栄養源になっていたかと思います。

「学校の給食ってありがたい」

しみじみ思ったものでした。

それから2ヶ月くらいは、私と家内は一日に一食。
娘は自宅で粗末ながらも食事をし、給食で栄養を得ているといった生活が続きました。

いくら覚悟して結婚してくれたとはいえ、あまりにも家内が不憫だと思いながらも、どうにかなるまで我慢するしかないと家内に言いながら、自分に言い聞かせていたものでした。

また私としては、「聞こえなくても安心して勉強のできる場を提供し、聴覚障害者等の自立と社会参加を促進する事業を行う」ことを目的にスクールを作りましたので、お客さまに過度の経済的な負担を強いるような商売は死んでもしたくはありませんでした。

そういう意味では、貧乏することも折込済みの話ではありましたが、いざその中に入ってみると、なかなかに大変なものです。

最近知ったのですが、「義を明らかにして、利を計らず」という山田方谷さんの言葉があります。

その当時の頃とダブって来ますので、益々味わい深い言葉として響いてきます。

しかしながら、栄養不足が続くと体調にも変化が現れてきます。
目がかすんで見えなくなったり、手足が思うように動かなくなってくることもありました。

「いくらなんでも、もう限界かな。みんなが言うように、この仕事は続かないのかな。」

時折、迷うこともあったのは事実です。

そんな時に、捨てる神あれば拾う神なのでしょうか。

たまたまスクールに通われているお客さまから出張サポートを頼まれて、そのお宅へ伺ってパソコンの設置などをお手伝いしに行ったた時のこと。

「よろしかったら、これをお持ちください。実家が新潟なので、沢山あるのです。」

なんと、新潟のコシヒカリが5Kgの袋に入っているではないですか!

私は仕事で来ているわけですから、それ以上の報酬を頂くわけにはいかないのでもちろん辞退はしましたが、「ぜひに」ということでしたので、ありがたく頂戴して帰りました。

お米を下さったお客さまは、ご夫婦でスクールに通われていたのですが、ご主人のほうがALS(筋萎縮性側索硬化症)という原因不明の難病のため、奥様も付き添いをかねて一緒に勉強をされていました。

「身体がまだ動くうちに、パソコンを覚えてみたい」と、不幸にも難病にかかってしまったにも関わらず、前向きな挑戦をしようとするご主人に、しっとりと寄り添うように応援されている素敵な奥様でした。

その後半年くらいして、ご主人が歩けなくなってしまったことからスクールには来られなくなりましたが、いつもスクールのメールマガジンを楽しみにご覧いただいているといった嬉しいお便りを頂戴しました。

かがやきパソコンスクールが、どん底からやや明るい兆しが見えてきたのは、このご夫婦との出会い以降でした。
神降臨とは、こういうことを言うのかも知れません。

そのご夫婦にお米をいただいた日。

数ヶ月ぶりの「銀シャリ」で、我が家が息を吹き返したことは言うまでもありません。

私もスクールのつり銭箱から300円ほど拝借して、頑張ってついてきてくれた家族にと、スーパーで小さなパックにつめられたおでんを買って帰りました。(注:つり銭は、後でちゃんと返しました。)

家族3人で食べるにはおでんは少量でしたが、おでん種をさらに細かく3等分しておかずにし、久しぶりの「銀シャリ」を楽しんだものでした。

大喜びで食べる娘。
家内の笑顔。

娘と家内が揃えて言う「パパ、ありがとう!」の声。

貧しくても、誇りだけは捨てないようにしよう。
そう思ったものです。

今でもおでんを頂く時には、本当に苦しい時にお米を下さったご夫婦の住まいの方に向かって感謝しながら手を合わせています。

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なんか、ちょっと、いい気分。 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

かがやきパソコンスクールで勉強をしている、19歳の女性ろう者。
まだ表情にも幼さを残しながらも、屈託のない明るい笑顔が素敵な方です。

その女性が、今朝の学習を終えて帰られる時に、「益田さん、私が小学校6年生の時の学校の先生に良く似ているんですよ。」と、嬉しそうに手話で伝えてくれました。

「ほう!それは、うれしいですね。」(^○^)

ニコニコと笑顔で手で話す彼女の表情からして、きっと良い先生だったのでしょう。

そんな人に似ているといわれると、なんとなく嬉しいものです。

お客さまとは、私にとって「神様」ではなくて、「愛すべき隣人」なんだなぁと、つくづく思うのでした。

なんか、ちょっと、いい気分です。


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[2007/03/08 14:34] ひとりごと | TB(0) | CM(4)

葛飾区中途失聴・難聴者の会 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

昨日と一昨日は、NECラーニングさんでの講座のお手伝いで、一日中出かけておりました。
2日間ほとんど立ちっぱなしだったので、冷え込んだ今朝は、やや腰痛気味。
ひしひしと、肉体の衰えを感じる朝でした。
皆様も、お身体は大切にどうぞ。

さて、今日は今日とで、「葛飾区中途失聴・難聴者の会」の会合に参加してきました。

この会は、ほとんどが高齢者すので、皆さんの子供くらいの年齢の私は、いつも謙虚に勉強させていただいています。

4月から障害者自立支援法も本格的に運用されることになり、これまで中途失聴・難聴者が利用していた「要約筆記派遣事業」(文字による情報保障)も例外なく、東京都から葛飾区に移管されることになりました。

私たちでは、この「要約筆記派遣事業」も含めて、葛飾区の福祉政策について事前に区役所側から意見照会を受けていたこともあり、1月に「要望書」として利用者からの声をあげていました。

その声が反映されてか、葛飾区に移管後も東京都で行っていた事業と同様に、個人及び当事者団体における要約筆記の派遣は、継続して無料で利用できることになりました。

手話のできない難聴者や、人生の途中で聞こえを失ってしまった中途失聴者にとっては、音声会話からも手話からも孤立してしまい、日常生活に支障をきたしてしまうことがあります。

病院に行っても、医者の声が聞こえるわけでなし、受付で呼ばれても聞こえるでなし、まぁ不便なことは沢山あるのです。(^。^;)

そこで、こうした病院にかかる時などは、横で医者等の話す言葉を要約して次々に文字にして表してくれる補助者が必要になってきます。

なにしろレントゲンを撮影するのに「息を吸ってぇ~!」と言われてもわかりませんしね。

特に命に関わる問題については、深刻なんです。

そうした日常的なものから、職場における労働問題や裁判など、財産に関わる問題にも、常にコミュニケーションの出来ない障害がつきまといます。

中途失聴・難聴者からすれば、本当なら四六時中横に居て欲しいくらいの補助者なのですが、残念ながらそう贅沢も言っていられません。

限りある財政の中から、それでも1か月に20時間までは公費で補助をしてくれるというのですから、ありがたいものです。

しかしながら私自身は、こうした補助もいわゆる「既得権」のようにいつまでもしがみつくものでもなく、困っているときにありがたく利用をさせていただく分、何らかの代替手段を見つけて、早く自立していかれる方策を見い出だしてくことも大切だと思っています。

出来れば、そうした補助を受けずに生活できるようにしていきたいものです。

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[2007/03/07 18:14] 団体・サークル紹介 | TB(0) | CM(2)

修練の根本 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

いちいちごもっともだけど・・・。(^。^;)

いや、このところ安岡正篤先生に関する本にハマってしまい、毎日時間を忘れて読みふけり、考えさせられています。

その間に、山田方谷であるとか、新渡戸稲造であるとか、そういった修養に役立ちそうな(まだ自分自身のものになっていないので、役立つとは言い切れないのが残念ですが)本を枕元に積み上げて読んでいます。

今日も安岡正篤先生(なぜかこの方だけ先生)の本の中で見つけた「修練の根本」に、元気づけられると共に、痺れてしまいました。

何回も読んで味わっているうちに、空で言えるようになってしまいました。(^。^;)

<以下引用>

「修練の根本」

人物学に伴う実践、即(すなわ)ち人物修練の根本的条件は怯(お)めず臆せず、勇敢に、而(しこう)して己(おのれ)を空(むな)しゅうして、あらゆる人生の経験を嘗(な)め尽くすことであります。

人生の辛苦艱難、喜怒哀楽、利害得失、栄枯盛衰、そういう人生の事実、生活を勇敢に体験することです。

その体験の中にこそ信念を生かして行って、初めて吾々(われわれ)に知行合一的に自己人物を練ることが出来るのであります。

<以上引用終わり>

うーん・・・
言葉で読んでしまえばそれまでなのですが、「己を空しゅうして」のところは、もっと勉強しないと身に付きそうもありません。

(ノ_-;)ハア…

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[2007/03/05 20:01] ひとりごと | TB(0) | CM(4)

友だち 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

本日は、親ばかネタですみません。
娘の学校開放日に、娘の作品を見つけて携帯電話のカメラで撮影してきましたので紹介したいと思います。
友だち


「友だち」

友だちがいると
あかるくなれる。

けどけんかをしてしまう
ときもある。

そのときは
くらくなる。

なかなおりをすると
またあかるくなる。

そんな友だちが
すき。


うん。
よしよし・・・(親ばか)

学校生活を通じて、人との付き合い方も勉強しているようです。
これからも、いい子に育って欲しいと思う私でした。

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[2007/03/03 12:41] ひとりごと | TB(0) | CM(2)

NECラーニングさんでの講座 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース

今週の火曜日・水曜日の2日間、東京の三田にある「NECラーニング」さんに行ってきました。

IT系の研修所では、恐らく日本でも草分けの存在かと思います。
実は私も勤め人時代には、NECラーニングさんの講座を受けさせていただいたこともあります。

今回は、NECグループさんで働く聴覚障害を持った社員さんを対象とした講座で、私たちがお手伝いさせていただくために伺いました。

NECラーニングセンター


さすがに大企業の研修会社だけあって、広々としたスペースです。

聴覚障害者用の講座


あった、あった。
私たちが担当をさせていただく教室の入り口に、ちゃんと貼ってありました。

「手話で学ぶExcel2003初級編」

今回は、Excel2003という表計算ソフトについて、基本をしっかりと身に着けていただく講座です。

パソコンも自動車と同様、我流でも運転できないことは無いのですが、しっかりと基本を身につけた人が、よりよく運転できるようになっています。

少なくとも、私はそう思っております。

要約筆記も大活躍


今回の参加者は、全員手話でコミュニケーションのとれる人たちばかりだったのですが、敢えて「パソコン要約筆記」も用意しました。

この要約筆記とは、話し言葉を次々とリアルタイムに文字にしていきながら、聞こえない人の情報を補っていく役目があります。

手話のわかる参加者ばかりの時には、手話だけでコミュニケーションすることも可能ですが、「話を聞くだけ」の講演会とは違い、パソコンを操作したり、手元の資料を見たりする際には、視線は講師から離れてしまいます。

そんな時に、見逃した手話での情報を、横にある文字の情報で補うことも出来るので便利です。

NECラーニングさんでは、今まで一般の聴者(聞こえる人)のインストラクターに手話通訳をつけて開催されていたそうですが、あまり評判がよろしくなく、なんとかしたいと思っておられたそうです。

今年の一月に、私どもを訪ねてくださったのは、そうした理由からだったそうです。

実際に「聴覚障害者には手話通訳をつければなんとかなる」というのは、かなり無理がありそうです。

「手話通訳」で事足りる場面と、そうでない場面というものもあるからなのです。

こうしたパソコンの操作などを行いながら講座を進めていくような場合には、講師と受講者との「呼吸」が大切になってきます。

しかしながら、この「呼吸」というものが、聴者のインストラクターにはわからないものなのです。

目で情報を得てコミュニケーションをするということが、当事者以外には簡単にわからないというところがミソなんですけどね。

ここが、私たちのノウハウと言えばそうなのですが、他社(者)が簡単に真似のできないところのひとつだと思っております。

今回講座をご覧になった主催者のNECラーニングさんの担当の方からは、

「今までの研修では、皆、終了時にむすっとした顔で帰っていたのに、今回は全員ニコニコと笑顔でしたね。素晴らしいです。」

との嬉しいお言葉まで頂戴しました。

来週は、「応用編」の講座のお手伝いで、また三田まで伺う予定です。

ところで私たちの行う講座の3つのポイントは、以下のとおりです。
ご同業の方もこのブログをご覧になっておられるそうなので、参考までに紹介したいと思います。

①講師と参加者の心を1つにする
 (喜怒哀楽、苦楽をともにする)

②教えずに育てる
 (ヒントから「気づき」を得る)

③感動のライブである
 (会場内を一体化し、感動を共有する)

どうぞお試しくださいませ。

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[2007/03/02 10:16] イベント情報 | TB(0) | CM(6)

ドライで柔軟なあやつり師@ひとやすみ 

手話と字幕で放映|かがやき手話ニュース


役員たちの独り言で紹介されていた「うさうさ占い」。

野中氏、面白いものを教えてくれて、ありがとう。

っで、私も早速やってみました。

結果は・・・


【性格】「ドライで柔軟なあやつり師」

インプットを左脳、アウトプットを右脳で行う「さう」は、状況を客観的かつ正確に把握して結論を出した上で、相手の感情に響くやり方で訴えかけます。ものごとを裏の裏の意味まで探って分析し、相手の状況を見切った上で言葉巧みに誘導するコミュニケーション能力の高い策士です。

冷静にバランスよく納得しやすい解決を導き出すことで、人に意見を求められることが多く、一目置かれる存在です。人当りはソフトですが、つねに適度な距離を見定めた大人のつきあいをします。

その距離感をドライで冷たいと感じる人もいるでしょう。人間関係に角を立てることが嫌いで、イザコザが起こったりすると両方の顔をうまく立てて丸くことをおさめるのが上手。

ある意味小心者でもあります。自分の趣味や目的の達成のためには努力を惜しまず研究熱心なので、物知りで頭がいい印象を与えます。オタクの素質も備えています。ムダな努力もしない効率主義者なので、無理と感じたらあきらめも早く、無難な線で決着をつけようとします。それを物足りないと感じる相手もいるでしょう。


(⌒▽⌒)アハハ!
オタクの素質もあるとか。

小心者というところも、当たってますねぇ~。

皆さんも、よろしかったらお試しくださいませ。

うさうさ【右脳左脳占い】

面白い結果が出たら、コメント欄でお知らせくださいませ。(^○^)

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[2007/03/01 10:44] 新製品・新サービス | TB(0) | CM(8)