
10月14日に紹介させていただいた、
ろう重複障害を持つ45歳の男性。

就職を目指して、若い頃から900回以上も企業との面接を行いながら、未だに就職がかなわないものの、それでもやり続けている鋼鉄のような意志と根性の男性です。
このほど挑戦した
パソコン検定4級に合格したと、嬉しい知らせを頂戴しました。
しかも、一発合格なのですから、大したものです。
試験は、時間との勝負でもありますから、スムーズに回答が出来るように訓練をしないと簡単には合格しません。
京都に住んでいる彼は、10月末に泊りがけで東京にある
かがやきパソコンスクールの就職対策講座を受講後、
パソコン検定対策のイーラーニングに申し込み、自宅で勉強を続けていました。
パソコン検定は、手が不自由な身体障害者のために「特例」としてタイピング試験を免除する制度がありますので、彼にも受検が可能であろうとお勧めした検定試験でした。
自宅で学習すること約1ヶ月で、まずは念願の4級に合格。
つくづく大したものだと、感激したものです。
時間はかかっても、やり遂げたいという強い想いを持ち、ひたすら努力を重ねることによって、困難と思われることも達成できることがあることを証明するよいお手本にもなったかと思います。
彼は、早速その上のパソコン検定3級に挑戦すべく、勉強を始めたそうです。
重い障害を持っているとはいえ、自分の権利をことさら主張することなく、自らを鍛えながらひたすら努力をし結果を出していこうという彼の姿勢は、美しくさえ見えます。
今度は3級合格に向けて、ばっちりフォローしたいと思います。
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スクールに通って勉強をされているH氏。
彼は聞える人ですが、右手右足が不自由。
杖をつきながらやっと歩行が可能ですが、右腕はほとんど動かないためにパソコンは左手一本でマウスもキーボードも操作しています。
その上、大分回復したとは言え「失語症」も併せ持つ御仁。
年齢はちょうど40歳台前半。
幸いなことに勤めをされており、企業の中でもなんとか仕事をこなされているそうです。
かがやきパソコンスクールは、お蔭様で今日も満員です。そんなH氏。
たまたま障害者の職業訓練校で出会った聴覚障害を持つ男性に勧められて、昨年の秋からかがやきパソコンスクールに通っています。
「
聞えない人に親切なら、他の人にも親切なのだろう」と思われて来られたそうです。
勿論そのように日々心がけてはおりますが、ご理解を頂けてありがたいお話です。
H氏は、パソコン操作においては左手一本というハンデがありますが、この春から勉強を始めて、すでにマイクロソフトが主催する「
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(Excel2003)」に合格。
両腕を駆使して受検する健常者と同様のスピードに、左手一本で挑戦し見事に合格を果たされています。
勿論操作が早いだけでは合格しませんので、しっかりと中身を勉強し一定以上のスキルが無いと合格できない試験です。
彼は、同じ失語症や身体が不自由な仲間をパソコンを通じて励まそうと、将来はインストラクターの資格まで目指すそうです。
現在も、さらに上級の資格に向けて「左手一本」で勉強中です。
左手で両手を使う健常者と遜色の無いパソコン操作をするH氏を、私たちは「黄金の左腕」と呼んでいます。
なにしろ左手だけで勝負したら、私たちの仲間でH氏にかなう人は誰一人としていないのですから。
さわやかで明るく包容力のあるH氏が、高度なパソコンスキルを身につけて失語症で悩む方や身体障害者たちの前に立ってインストラクションをする日も、そう遠くは無いように思えます。
私たちは、毎日のようにお客さまからも学べることに、心より感謝すると同時に、こうした素晴らしい仲間たちを誇りに思っております。
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大阪で出合った「ろう重複障害」の45歳男性。
小さい頃に小児麻痺にかかってしまい、聞えないだけでなく身体も思うように動かすことが出来ない彼。
不安定ながらも自力で歩けることと、引きつった顔と手でやっと表現する手話とインターネットが、彼を外の世界とかろうじて結び付けているような感じです。
パソコンのスキルもそこそこあるそうですが、スピードでは健常者には到底かなわないし、トイレで用を足すにも身体が安定しないために周りを汚してしまう有様。
その彼は、これまでの約25年間にナント900回もの就職面談に挑戦したそうですが、一度も企業に採用されずに現在も就職面接回数の記録だけをひたすら伸ばしているような状態だそうです。
私は、彼に会って言いました。
「もういい、もう充分じゃないか、よくやったよ。」
普段は、あきらめずに挑戦しようというようなことを言っている私ですが、もう彼に「頑張れ」という励ましは意味の無いことのように思えたからです。
そしてその代わりに、いっそのこと独立してしまっては?というアイディアを出しました。
そのアイディアとは・・・・
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先週は、関西に済んでいる聴覚障害を持った大学に在籍する男性からの相談もあり、メールでやり取りをしていました。
この学生さんは4年生で、現在も内定が取れず就職活動を続けているとのこと。
事務職を希望しているとのことですが、大分苦戦を強いられている模様です。
最近では、男性でも事務職を希望する人が多くなっています。
これは時代の流れなのでしょうか。
私が学生だった頃は、事務職というといわゆる「女の子」の仕事で、社内でも地位は低く、結婚退職など早期に退職することが暗黙のうちに前提となっていた職場だったというように記憶しております。(大分古いですか?)
年功序列賃金が主流だった頃でしたので、年齢給が上がればそれだけコストがかさむわけですから、若い「女の子」を中心に雇い、結婚退職によって人件費を調整していたのかも知れません。
年頃になったOLに、それとなく肩たたき(退職を促す)などということは、昔は珍しい話ではなかったかと記憶していますし、事務は少なくとも「男の職場」(終身雇用が前提)というイメージでは無かったように記憶しています。
もっとも今それをやれば、セクハラになりそうですね。(^。^;)
以前もブログで紹介しましたが、なにしろ事務職というのは企業のコスト部門。
事務員を増やしたところで売り上げが上がるわけでもないし、モノが生産できることもありません。
直接利益に結びつかないので、ひたすらコストがかかっていく部門でしかないわけです。
求人広告などを見ても、事務職は他の営業部門や製造部門に比べ賃金が低いことがそれを表しているかと思います。
今の時代は、女性も社会で活躍することが多くなり、夫婦共働きも珍しいことではなくなりましので、女性の結婚退職も少なくなってきつつあるようです。
それだけに、最初は仮に「事務の女の子」として採用された女性たちも、勤務年数を重ねるうちに年齢賃金に見合う外販や接客営業、製造や開発・マーケティングなど、会社の利益に直接加担できるような仕事へとシフトしていっているという話もよく聞きます。(成果主義の会社はともかく)
事務職がコスト部門であるがゆえに、低コスト高効率が求められてくるわけですから、電算化やグループで作業のできるシステムを導入したりしながら、企業側も人件費の抑制(人減らし)に知恵を絞っていることと思われます。
そうなると、事務部門は必然的システム化による人減らしと、必要最低限の人員配置による「少数精鋭」の職場となってきますね。
そうした職場で「聞えないので電話が出来ない」と言った瞬間に、採用の段階から不利な立場に立たされてしまいます。
私には、聞えない人には事務職は不向きな仕事だと思うのですが、ご相談の「聞えない学生さん」は、そこに敢えて挑戦していこうとされています。
また、事務職で出世という話もあまり聞かないことから、将来的に昇給や昇格といったことも稀なのでしょうね。
大学4年生の秋になっても内定がもらえない状況だそうですが、希望職種と自分自身の特性がマッチングしないと思われる分野に挑戦しているですから、ある意味当然かも知れません。
彼は言いました。
「何年・何十社との面接をしようが、この道で生きていかれるようにしたいです。」
難しいことを承知の上で敢えて挑戦していく若い学生さんを、私は心より応援しています。
くじけずに頑張って行けば、そのうち何らかの方法が見つかるかと思います。
頑張って欲しいものです。
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昨日は、就職を目指してここ3ヶ月の間に数十社の求人に応募したにもかかわらず、一向に決まらないという女性の方から相談を受けました。
彼女は聴覚障害者で、生まれながらに耳の聞えないろう者です。
文字の読み書きは出来ても、音を聞くことも発音することも出来ません。
40歳に近い方ですので、年齢的にも就職にはハンデがあります。
この女性は半年くらい前までスクールに通っておられ、パソコンの資格試験にも合格された方でもあります。
その彼女がその後の就職活動を自分自身で精力的に行ったにもかかわらず、企業からは断りの手紙しか届かないことから少々落ち込んでいるようでした。
彼女の希望職種は、介護関係の企業での事務職だそうです。
千葉県のハローワークに通いつめて、なんとか探した企業に応募してきたそうですが、にべも無い返事の連続。
どうして誰も相手にしてくれないのかと、私に相談を持ちかけてこられたのです。
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